
他にない「かとさ」ワールドを目指しています
まずは自己紹介をお願いします。
ピアノ弾き語りシンガーソングライターのかとさです。主に都内近郊で、オリジナル曲中心に演奏をしています。
音楽と出会ったきっかけ、そしてピアノや合唱を続けてきた背景を教えてください。
4歳頃、YAMAHAの音楽教室に通ったのがきっかけです。その後、母の病気等の理由で通えなくなり、近所の個人のピアノ教室に変更しました。
私は静岡県浜松市出身なんですが、浜松市は音楽の町で、YAMAHAやKAWAI、Roland、鈴木楽器などの楽器メーカーが身近にありました。特にYAMAHAは、本社が自宅から徒歩で行ける距離にあり、小学校の社会科見学でYAMAHAのピアノの工場へ行き、ピアノの製作現場を見学したこともありました。
歌うことも好きだったので、小学校の同級生に誘われて合唱部に入り、中学校でも合唱部に入っていました。
ただ、私の音楽に関する原風景は、歌好きな母が家事をしながら色んな歌を歌っているのを、幼い頃から聴いていたことかもしれません。
これまで15年続けてきた音楽活動の中で、大切にしてきたことは何ですか?
過去に、乳幼児の親子サークルや障がいを持っている方々を対象に楽器を使った音楽あそびをしたり、絵本の読み聞かせに音を入れたライブをしたり、森や畑、乗馬施設での野外ライブ等もしたりしました。
これまでの活動で、様々な場所、様々な年齢層の方々と、音楽を通じて人と関わってきました。
音や音楽を介して、人と関わること、コミュニケーションをすることを大切にしています。

福祉のお仕事と音楽活動、それぞれがどのように影響し合っていると感じますか?
学生時代に音楽療法学科を専攻していたので、福祉の現場で音楽療法的な活動をしていました。
たとえば、知的障がいを持つ方々の施設で、仲間作りやコミュニケーションを目的とした音楽活動を提供していました。
そういった活動での経験を生かし、ライブの中で参加者にも楽器を配ってやり取りするようなプログラムを取り入れたりもしました。
人と音楽を通じてコミュニケーションをするという意味では、福祉の現場の音楽活動もライブも共通するものがあります。
これまでの人生の中で「音楽に救われた」と感じた瞬間はありますか?
音楽に救われた、というか、幼少期から音楽が好きでずっと何かしら音楽をし続けてきましたので、常に救われているようにも感じます。
また、特定の音楽や曲、特定のアーティストに関わらず、様々な音楽に触れる中で感動や発見があり、救われています。
現在までに30〜40曲ほど制作されているとのことですが、曲作りの原点やテーマは何でしょうか?
基本的には、自分が感じたこと、伝えたいこと、経験したことを元に、肉付けして歌詞を作り、そこに曲をつけていくことが多いです。
飽きっぽいため、また固定のイメージをつけたくないため、オリジナル曲において共通する特定のテーマやコンセプトはあえて決めていません。一貫性がなく、その時々で思い付いたこと、書きたいことを曲にしています。
最近は、友人が書かれた詩に曲をつけさせて頂くことも多いです。
子ども時代に、鼻歌から曲を作ったり、自身のキャラクターソングを作ったりしたことがあり、それが曲作りの原点かもしれません。

これまで作ってきた楽曲の中で、「今の自分だからこそ表現できる」と感じている曲はどのようなものですか?
その時、その時の自分が表現したいものを作り、その時点での自分が出来ることを表現してきたので、特別に「今の自分だからこそ表現できる」というものは、ありません。
ただ、音楽活動の経験を重ねていく中で、技術や表現力などは少しずつ上がってきてはいます。それで、最近アレンジを変えてブラッシュアップして届けている曲はいくつかあります。
現在は音楽の先生と共に制作されているとのことですが、どのような制作スタイルですか?
私のオリジナル曲に対するアドバイスや、音楽理論、ボイトレ、ピアノアレンジのアドバイス等、私の音楽活動における必要なこと全般をみて頂いています。
先生というよりプロデューサーに近い感じかもしれません。
私が作ったオリジナル曲に対して、先生からアドバイスを頂き、ブラッシュアップしています。
その中で、自分自身の歌や表現にどんな変化を感じていますか?
歌やピアノの技術面の向上や、表現の幅が広がりました。
特に、曲におけるコード進行やアレンジについては、かなり変化、ブラッシュアップ出来てきていると感じています。
「今年から本格的に活動する」と決めた理由やきっかけを教えてください。
歌やピアノの技術が以前に比べて向上してきたこともあり、ライブでの演奏も安定してきました。またオリジナル曲が増えてきたこともあり、ようやく時がきた!と自分の中での感覚があったからです。
また、今までオリジナル曲の音源制作はほとんど出来ていなかったため、今年はオリジナル曲を数曲レコーディングをし、音源制作をしていく予定です。
今後リリース予定の楽曲では、どんな想いや世界観を届けたいと考えていますか?
人生や人の心に寄り添いながらも、綺麗事を並べるのではなく、感情の奥底にわずかな毒を落とす。優しさと痛みの境界線で、聴く人の本音をそっと引き出すようなものを届けたいです。
言葉とメロディで心を動かす音楽を届けていく中で、特定のテーマや形に囚われない幅広い楽曲と音楽性、毒と個性のある他にない「かとさ」ワールドを目指しています。
ご自身の音楽を一言で表すとしたら、どんな言葉になりますか?また、その理由も教えてください。
「四次元ポケット」ですね。
自分でも、その時、その時で、どんな音楽が出てくるのか予想ができません。
また、特定のテーマや形、イメージに囚われず、無限大に様々な音楽を取り出して表現し届けていきたいです。

オープンマイクでの活動が多いとのことですが、その場だからこそ得られるものは何ですか?
オープンマイクは、お店や進行役のホストによって、やり方や雰囲気、方向性が全然違います。またお店によって、音響機材も違います。
そのため、様々な条件の中でもその場で臨機応変に演奏するための対応力がつきます。
今年は武者修行と思って、今まで行ったことのないお店を含めて、様々なお店のオープンマイクに足を運び、参加しています。
他にも、オープンマイクでたくさんのアーティストさんと知り合い繋がることが出来ます。他の方の演奏やパフォーマンスを観て、学べることもたくさんあります。
これからの活動において、どんな場所・どんな人に音楽を届けていきたいですか?
特定の場所、特定の人に限らず、様々な場所や人のところに出向き、音楽を通じてコミュニケーションし、音楽を届けていきたいです。
将来的には、アーティストさんへの楽曲提供もしていきたいです。
最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
人生は、どうしても報われないことや、理不尽なことが起こります。
では、報われない、花が咲かない人生は意味がないのか?
そんなことはないと思います。
様々な理不尽、痛み、苦しみ、悔しさ、無力感等がある中で、それでも明日は訪れてしまうし、生きていくしかない。
そんな中で、ただ寄り添うのではなく、そっと背中を押すことが出来るような音楽を届けたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
かとさでした!
