
生き方、夢の追い方を見せていくのが僕の使命
音楽制作において、最もインスパイアを受けた瞬間や出来事は何ですか?
小学生のとき、学校に創設されたトランペット鼓隊に入部したのが音楽活動の始まりです。その後、中学でオーケストラ部に入部し、トロンボーンを吹きました。ある日、ビートルズを聴き、ポップスに目覚め、それからラジカセでビートルズをエアチェックする生活でしたが、たまたま流れてきたジミ・ヘンドリクスのパープルヘイズに衝撃を受け、友だちとバンドを組み、ロックを耳コピし、演奏し文化祭や地元の祭りに参加しました。その頃の音楽への関りで耳が鍛えられ、今の音楽活動に最も役に立っていると思います。
日々のルーチンやスケジュールで欠かせないことは何ですか?音楽活動と生活のバランスを保つために重要だと感じていることはありますか?
今、Xに毎日朝7時に投稿するのが日課です。Xのポストは弾き語り動画の投稿、自身の音楽その他活動の告知、報告が中心で、後は日常の雑多な事(食事とか酒)を2022年4月から1日も休みなしに投稿しています。弾き語りは、夜、事務所のある池袋で動画を撮ります。これは、単に動画を作成するだけではなく、ギターアレンジであったり、ギター演奏、歌唱のトレーニングとして位置づけています。自分の演奏を客観的に聴き、強み、弱みを掴むことが、演奏の上達に最も役に立つことを実感しております。そして最も役に立ったことが、あんなに嫌いだった自分の声を好きになったことです。
普段の生活の中で「これが音楽活動に生きている」と感じる瞬間があれば教えてください
普段の生活の中で音楽活動に生きていると感じる瞬間は、具体的にはないのですが、ギターを弾き、歌うのが、日常となっているし、Xの投稿をするにあたって、弾き語る楽曲の制作についての秘話であったり、時代背景を調査し、投稿文を書いている(これも一種の音楽トレーニングと思っています)ので、楽曲のみならず、音楽の周辺の知識は増え、自身の楽曲や、音楽生活に深みは出てきていると感じます。なので、瞬間というより、常に音楽のことを考えているといった方がいいかもしれません。

音楽活動をしていない時に、どのように自分自身をリセットしていますか?心のケアについて教えてください
音楽活動をしていない時の自分自身のリセットとしては、気の置けない仲間と楽しく飲む、そして、いっぱい褒めてもらうことです。この年齢になると人から褒められることが少なくなってきます。なので、仲間にお願いして、いっぱい褒めてもらいます。ギターが上手いとか、声が良いとか、60歳超えて、こーじんさんみたいなことは、なかなかできないよとか。褒められるってのは、心の栄養です。
あとは、ランニング等、定期的に身体を動かして頭の中を空っぽにすることです。
自分の音楽が世の中に与える影響について、どのような考えを持っていますか?それは日常生活の中でどのように意識していますか?
自分の音楽については、これから世に出そうとしているところなので、それが世の中に影響を与えるかどうかはわかりません。というより、実は謙遜でもなんでもなく、何か、世の中に影響を与えられるものができるとは思っていません。それほどの音楽の才能があるとは思えません。ただ、凡人の僕が、60歳から弾き語りを始め、プロになるという夢を追い、クリエイティブに生きる事を体現することにより、世の中に共感や憧れを生むことはできると思いますし、高齢化社会の現在、そこに大きなビジネスチャンスがあると思っています。
音楽以外に挑戦してみたいことや関心のある分野があれば教えてください。それがあなたのライフスタイルにどう影響を与えると思いますか?
音楽以外は、今、ちょうど始めたラジオパーソナリティの活動ですね。これも若いころからの夢で、ようやく実現にこぎつけたところです。
音楽活動が忙しくなると、プライベートの時間が取れないこともあると思いますが、その中で心の平穏を保つためにしていることはありますか?
プライベートの時間というのは、人によってもしくは、その人のライフステージにおって定義や考え方が違うと思います。僕にとっては今は音楽がプライベートな時間なので、音楽をやることイコール日常です。音楽やってるときは、ワクワクしているので、心はハッピーかつ平穏ですね。
自分の音楽やパフォーマンスのスタイルに、日常生活や趣味がどのように影響していますか?
僕は今は、趣味はありません。日常も大半は音楽なので、特に何が何に影響を及ぼしているのかはよくわかりません。
音楽活動を通じて、人との繋がりやコミュニケーションにおいて意識的に心がけていることはありますか?
これから、プロとしての活動をするようになり、音楽が仕事になり、義務が発生するようになるとどうなるか、全く考えが及びませんが、期限を守るだとか、取引先のことを考えて仕事をするだとかは、同じなので、淡々とこなすだけだと思います。さきほども言いましたが、自分はアーティストとしての才能なんかありませんから、人とのつながりが全てなんですね。今回、楽曲の制作をお願いし、音楽って、一人では何もできないことを実感しています。音楽は人の繋がりで、作っていくもので、才能のあるアーティストなら、素晴らしいスタッフが、自然に向こうから寄ってくると思いますが、凡人はそれがない。自分で作っていくしかない。そういうことをいつも考えています。

自分のアートを通して、どのようなライフスタイルやメッセージをリスナーに伝えたいですか?
5番で言いましたように、生き方、夢の追い方を見せていくのが僕の使命です。才能なんか無くっても、クリエイティブな生き方はできるんだ。夢を追いかけるのに歳は関係ないんだというメッセージをどれだけ沢山の方に伝えられるか、そしてそれがお金になる。10億、100億は稼げなくても月に50万円くらいにはなる。そういうことが実現できれば、高齢者と言われる人達がもっともっと活動するようになる。若いころに諦めた夢をもう一度追うようになる。そしてその方たちが、別の夢追い人に稼いだ金を回していく。結果的に僕も稼がせていただく。そういう世の中を作るのが夢ですね。かなり大袈裟ですけれど。
自分の音楽が他のアーティストやファンに与える影響をどのように受け入れていますか?それが自分の日常にどう関わっていると感じますか?
自分の音楽が他のアーティスト、ファンに与える影響があるとすると、それは「僕もできるかも」と思わせるということですね。
日常的に音楽を作る以外にも、何か他の創造的な活動に興味を持っていますか?
音楽を作る以外に創造的な活動に興味があるのは、10年前に書こうとして全く書けなかった小説を書くことです。
自分が音楽を通して表現する「ストーリー」や「メッセージ」は、どのように日常生活や体験から生まれていますか?
自分が音楽を通して表現するメッセージは、デビュー曲の「Dreanms Never Die」がそうなんですが、挫折から立ち上がり、希望を持つということですね。僕は高校は田舎の進学校で、そこそこ勉強も出来たので、有名私立大学に合格し、前途洋々の人生だと思いきや、挫折し、大学を中退し、故郷を捨て、夜昼逆の生活で、もう人生終わりかなというときにある人に助けられ、外資系のサラリーマンになり、結婚し、子供も生まれ、独立し、人生を立て直せました。そして今、若いころの夢だったミュージシャンになろうとしています。どんなに酷い現状でも、前を向いて、立ち上がれば、希望は見える。夢も見える。そんなメッセージの曲が多くなると思います。

音楽を作ることにおいて、「自分らしさ」を最も感じる瞬間はどんな時ですか?その瞬間をどのように大切にしていますか?
自分らしさってなんでしょうか。未だにわからない。音楽を作ること自体、なかなか苦労の連続で、難しい言葉や、韻を踏む表現を繰り返した後に、それをシンプルな表現に置き換えられたりできると、やった! っていう満足感がありますね。そんな詩が書けた時、自分らしい制作ができたというのかな。
これからの音楽活動やライフスタイルにおいて、何か挑戦したいことや夢がありますか?それをどのように実現しようとしていますか?
これからの音楽活動が、どんなものなのか想像ができませんが、イメージとしては、大人のロックのバンドを組んでみたいとか、日比谷野音でライブしてみたいとか、トーキョーギタージャンボリーに参加してみたいとか、エリック・クラプトンと話をしてみたいとかはあります。あと、Xのフォロワーさんや、その他の仲間と、音楽村(Music Village)みたいな企画をして、千葉県の御宿辺りで合宿、オールナイトライブをやりたい。そして夜明けの時間は僕の出番にしたいなんてのもあります。
金を工面して、御宿で中古の民宿を買えればいいなとか考えてますが、どれも具体的に準備している段階ではありません。とにかくまとまったお金がいりますので、まず、Xのフォロワーを10万人にして、ユーチューブも作って、有料コンテンツを作って、ビジネスとして確立出来てからの話ですね。

60歳から弾き語りを始め、
61歳からX(旧Twitter)に弾き語り動画をアップ。
62歳、インディーズレコード会社と楽曲製作契約。
令和7年夏、デビュー予定。
人生に遅いはない‼
夢を夢だけで終わらせない人生を‼
【レギュラー番組】
『こーじんのDreams Never Die』
ラジオ川越(FM88.7MHz)
毎週木曜日 22:00~22:30