
人の可能性に年齢は関係しません
最近の毎日について教えてください。今どんな生活を送っていますか?
平日はITフリーランスとして仕事をしながら、自社法人の代表を務めています。
平日夜や土日祝日で一人カラオケや、オンラインライブしてます。
心身共に健康でいることを心掛けているので、バッティングセンター行ったり、ゲームセンターのダンスゲームで軽く体を動かしたりして、
毎日気分良く一日を終えられるようにしています。
エンジニア・トレーナー・整体師という異業種から、歌手を志すようになった転機は?
トレーナー兼施術の師が、自身が歌手を目指すくらい歌が大好きであり、オリコン10位の演歌歌手の歌唱指導をされている方でした。たまたま師と一緒にカラオケに行った時に、「お前、歌良いぞ」と言われたことがきっかけです。
その師はロンドンパラリンピックと、北京パラリンピックで金メダリストを輩出されたトレーナーの方ということもあり、
より本当に自分がやりたい事に目を向ける事が出来ました。
人生の中で「これはターニングポイントだった」と思う出来事は何ですか?
ターニングポイントは上記含めて沢山あるのですが、
歌に触れるターニングポイントは大学で見学ブースを間違えて合唱部に入ったことですね(笑)
あとは、中学生の時の元ヤンキーの音楽の先生に、歌の授業の時に、「君のバスの声は特別だよ」、って言われたことは、
大学で初めて音楽系のサークル入ろうと思った最初のきっかけかもしれません。
基本的に、人との出会いで人生が大きく変わってきた印象があります。

音楽と身体ケアという一見別の世界を、どのように結びつけていますか?
心と体がそのまま歌という楽器に反映されるので、歌う中でとにかく心身共に楽しい時間を作り、無理をしないことを心がけていました。
その結果、合唱部卒業後10年たっても一向に音域が上がらず、
音域的に宇宙戦艦ヤマトを選曲するのが精いっぱいだったのが、わずか2,3年で音域が劇的に広がり、カラオケでB’zを歌うようになりました。
また、合唱部に入部していた時は全国大会にも出場するような団体だったので、
ストイックに練習する心があったのですが、その状態でカラオケに行ってもあまり楽しくないし、疲れるしで、
結果自分が思っているほどうまくはなっていなかったと思います。
一方で、日常で心身共に心穏やか、幸福にいる事を心掛けていった結果、
歌もどんどん楽しくなり、どんどん自分がイメージするような声が出せるようになり、
しかも今まで以上に心身ともにリラックスした状態でもそれが実現できるようになりました。
楽しく上手くなっていく状態。その究極系を心身を健康にすることによって実現しています。
日々の生活で“心を整える”ために意識していることがあれば教えてください。
この習慣は本当に多種多様にあるので、ここには書き切れないかもしれませんが、
まずは心身の健康と疲労は、どちらも日々の習慣の積み重ねですので、とにかく心が穏やかであり、楽な状態を心掛けています。
仕事に対するとらえ方も同様で、大変な時もあっても、それを心の底から幸福であると「自然に」思えるような状態を目指しています。
勿論、日常での疲労は何もケアしなければたまっていきますので、それを解消する為に、地元近くの八千代にあるゲームセンターにいき
ダンス、バッティングセンター、ボクシング、バスケ、卓球といった自分の心が「楽しい!」と思えるような運動を通じて、心身の健康も図っています。あとは、食べ物、飲み物、着る服、部屋のものを減らしてきれいに掃除すること、神社にいくこと、
それから、親しくさせて頂いている、株式会社ホワイトサンズの白木社長のミラクルグリップ、jpクッションといった健康器具を
常に身に着けて、脳の状態も健康に保つようにしています。
僕の考える、日常における幸福の究極系は
「朝起きた瞬間から今日も素敵な一日が始まると思いながら目覚め、夜寝るときには今日もいい一日だったと思いながら布団に入ること」です。一日中ずっと幸せな瞬間が連続し続ける状態を目指しています。

子どもの頃から合唱団に所属されていたそうですが、今の音楽スタイルのルーツはそこにありますか?
マイクを使わずに歌うということや、声や表現のベースとなる基礎は身についたと思っています。
個人的にはマイクノリがいい声してると思っており、それはこの合唱部の経験が活きていると思っています。
実際にステージに立ってみて、想像と違ったこと、リアルに感じたことはありますか?
カラオケで歌うよりも、ライブで歌った時の方が圧倒的に脱力している自分に気づけたのは良い発見でした。
2025年5月に新宿ReNYで歌いましたが、今まで歌ってきた30人規模のライブハウスと緊張感はあまり変わらなかったので、
自分って本番に強いんだと思いました(笑)
楽曲制作や選曲において大事にしているのはどんなことですか?
聴いている人の心の暗い部分や落ち込んでいる気持ちを解放してあげたり、
歌から何かに気づいて、今日からでも何か一つでも「行動しよう」と決意し行動して頂けるような事を心掛けています。
あなたが歌を通じて伝えたい“コアメッセージ”とは?
「大丈夫。少しずつ前に進めばいい」です。
落ち込んだときは落ちた気持ちを元に戻し、新しい事に一歩踏み出したいときには、
今の自分から少し一歩踏み出せるようなことから始めれば、今の自分からは想像できなかった自分が、未来であなたを待っています。
自身の楽曲で「これが今の自分を最も表している」と思う1曲があれば教えてください。
「扉」という曲です。
曲の主人公は自分自身の過去、現在、未来を表現しています。
死にたいと思っていた過去、歌手なんて無理と思っていた心から、不安もありながら一歩踏み出したこと、
そして歌手としての活躍し輝いている未来の自分のストーリーを歌にしました。
ストーリーは自分自身がモデルなので、自分の状態が変われば、この扉という曲も進化していき、
また違った扉が開くと思っています。自分の生きざまを表した曲だと思っています。

これから“歌手として届けたい相手”はどんな人たちですか?
自分で自分の才能の限界を感じて可能性を縛ってし待っている人、
不安で行動できない人、大きなトラウマを心に抱えてしまい、気分が落ちている人
今よりもさらに良い人生を目指したいという人
心の呪縛から解放され、自分自身のより良い幸福な未来に向かって一歩踏み出そうという人の背中を押してあげたいです。
「歌で人の体も心も元気にしたい」という想いが生まれた背景を教えてください。
僕自身は歌は心の治療と思っております。
一方で、体のトレーニングや施術に関しては、トレーニングを金メダリストを2名輩出された児玉住士トレーナーに師事し、
体の汚れを取る施術の技術は、アーネストホースト等数々の著名人を治療された知野亨先生の技術が入っております。
また、児玉トレーナーも歌が大好きで、自身も歌手を目指されていると同時に、トレーニングメニューを考える事が大好きな方です。
僕の歌の中でお客さんと一緒に体を動かすようなダンスや動きを入れた際に、その動きにストレッチの要素を取り入れる事で、
「体を健康にする技術」と、「歌で心を癒す」ことが組み合わさる事で、心と体が健康になる唯一無二の歌手になれると思ったからです。
夢や挑戦に年齢の制限はないと思いますが、実感としてどうですか?
歌手なんて「絶対なりません」と37歳の時に児玉トレーナーに伝え、
「お前俺は本気で言っているんだ、ふざけんな!!」
と大激怒され、激怒されてなおその当時は「いや、そんなこと言われても」
と思っていた過去がありましたが、今、歌手になっております。
人は、「絶対ならない」という言葉さえ、覆せる可能性を秘めています。
人の可能性に年齢は関係しません。

SOULFUL DAYSの読者へ、これから一歩を踏み出そうとしている人へのメッセージをお願いします。
踏み出したいと思ったその瞬間が、あなたにとってのベストタイミングです。
ダメだったら戻ればいいと思います。
無理なく、自分自身のペースで、人生の幸福に向けて動いていただければよいと思います。
あなたにとって“魂が震える瞬間”とは、どんなときですか?
自分の頭の中のイメージが形になった瞬間です。
こう歌いたい!と思って達成した時や、こういう事やりたい!と思ってそれが達成された瞬間です。
他の歌手の方が、え!?こんなところで歌えるんだ!とか、今まで誰もやった事が内容な歌手活動が形に瞬間は、心が震えます。
個人的には地元千葉が好きですので、いつか地元のライブ拠点を持ったり、おひざ元千葉のBAY FMに番組を持てるようになれたら、
こんなに幸せなことはないです。多分、嬉しくて泣きます笑

千葉県船橋市出身です!
ITフリーランスと法人の代表をしながら歌手活動をしてます♪
治療・トレーナー業も行っており、心と体の健康に向けた
「豊体クラブ」という団体で活動もしてます。
http://www.houtaiclub.com/
活動歴
●2024年
・カラオケ大会出場
(船橋Music Street、高根台さくら公園あおぞらカラオケ会)
・OTONOVA2025オンラインの部 準決勝6位
●2025年
・SUPER LIVE 2ndTOUR 出演(新宿ReNY)
・WILD BUNCH FEST. 2025 出演