くろいわ いさを。

くろいわ いさを。
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長崎県佐世保市出身。ギター1本で物語を語るように歌うシンガーソングライター。

地元で音楽活動を始めたのは高校生の頃。ブルースギターを愛する相方と共に結成したロックユニット「andCRY」では、約10年間、地元を中心にライブ活動を重ねた。打ち込みを使った初期のポップロックから、生演奏にこだわった後期のスタイルへと進化を遂げ、長崎の音楽シーンで確かな存在感を築いた。

2018年、メジャーを目指して東京へ拠点を移すが、その矢先に新型コロナウイルスの流行に直面。活動が制限されるなかでも、自身の音楽への想いを形にしようと曲を作り続け、代表曲のひとつ『レスポール』が生まれる。過去の仲間や地元への想い、ブルースギターへの愛着を綴ったこの曲は、今のくろいわの音楽スタイルを象徴する一曲でもある。

彼の歌は、“5分で聴ける短編小説”。一つひとつの言葉が丁寧に紡がれ、過去の恋、すれ違い、再会、街の風景や誰かの記憶を、そっとなぞるように描く。代表曲『滲んだ三日月』『カシスオレンジ』『愛しき人よ』などは、どれも聴く人の心の奥に眠る記憶を呼び起こすような、静かな余韻を残す。

レコーディングでは丁寧に音を整え、聴きやすくまとめあげる一方、ライブでは表現の幅が一変する。

ささやくようなウィスパーボイスから、心をえぐるようなシャウトまで——まるで演劇のように情感を込めて歌い上げるそのステージは、観客との会話や呼吸も含めて“その日限りの物語”になる。

「音楽を聴く、というより“出会う”ものにしたい」

そう語るくろいわ いさを。の音楽は、誰か一人の心に深く寄り添い、静かに灯るあたたかさを持っている。

楽曲リンク

・新しくリリースするアルバム

「西からくる風は、あなたの匂いがした」
https://linkco.re/N1XY7x6m

・以前お世話になったミニアルバム

「純戀凡庸」
https://linkco.re/TNDbEE4z

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